坐骨神経痛の症状・原因・診断・治療法

症状

坐骨神経が損傷すると、腰部から臀部、脚の後側へと走る激しい痛みが生じます。多くの場合、痛みは射撃様の鋭い痛みとして表れ、足先まで広がることもあります。焼けるような感覚、しびれ、チクチク感、脚の脱力感も伴います。痛みは持続的に続くこともあれば、断続的に現れることもあります。座位・立位・歩行、さらにはくしゃみや咳で症状が悪化することがあります。

原因

坐骨神経痛の主な原因は、椎間板ヘルニアや椎間板変性です。椎間板が突出して神経根を圧迫すると、痛みが生じます。変性椎間板疾患や、腫瘍・感染症、妊娠、重度の外傷も坐骨神経を刺激する要因となります。

診断

診断は、医師による問診と身体診察が基本です。必要に応じてMRI、X線、CTなどの画像検査が行われ、痛みの部位や原因が特定されます。

治療法

軽度の場合は、炎症を抑えるために一定期間の安静が推奨されます。ただし、血流を維持するために軽い動きは必要です。鎮痛・抗炎症薬の服用や、理学療法が行われます。症状が改善しない場合は、外科的処置が検討されます。代表的な手術は、椎間板の圧迫部分を除去する椎間板摘出術(マイクロディスケクトミー)や、脊柱管を広げる腰椎椎弓切除術(ラミネクトミー)です。多くの患者は手術後に即座に痛みが軽減します。

注意点

上記の症状が現れた場合、特に痛みが強くなる場合は速やかに医療機関を受診してください。重いものを持ち上げるなど、坐骨神経に負担をかける激しい活動は避けましょう。

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