出産後1週間で会陰部側面にできた腫れや痛みの原因は?
出産後に会陰部の腫れや痛みが生じる主な原因
1. 血腫(ヘマトーマ)
出産時や直後に皮下や組織内に血液がたまり、血腫が形成されます。局所的な痛みや腫れを伴い、触れるとしこりのように感じられます。
2. セローマ
血漿の一部である漿液が組織内にたまり、液体が溜まった嚢(セローマ)ができることがあります。これも腫れとして触知でき、圧痛や違和感を引き起こします。
3. 会陰切開部の腫れ
会陰切開(エピジオトミー)を受けた場合、切開部周辺が数日から数週間にわたり腫れやすく、しこりのように感じることがあります。
4. 感染・膿瘍
稀に、切開部や裂傷が感染し、膿がたまって膿瘍になることがあります。症状としては痛みの増強、発赤、熱感、膿や分泌物の排出が見られます。
対処法
1. 産科医・助産師に連絡する
腫れや痛みが続く、または新たにしこりができたと感じたら、できるだけ早く担当医や助産師に相談してください。
2. 自己判断・自己治療は避ける
原因が不明なまま自己診断や市販薬での対処は、症状を悪化させる恐れがあります。専門家の診断を受けることが重要です。
3. 症状を具体的に伝える
医師に相談する際は、痛みの程度、腫れの大きさ・色・硬さ、出血や分泌物の有無などをできるだけ詳しく伝えましょう。
4. 医師の指示に従う
診察後、必要に応じて超音波検査や抗生物質、ドレナージなどの治療が行われます。指示されたケアを守り、経過観察を続けてください。
出産後の回復には時間がかかります。軽い不快感や変化は自然なことですが、異常を感じたら遠慮せずに医療機関へ相談し、安心できるケアを受けましょう。
