カナダ式松葉杖とは?特徴と使い方
デザイン
- 軽量アルミ製で、肘下の前腕部に装着するカフが特徴です。カフ内部にパッドを入れて快適性を高めることができます。手元にはハンドバーがあり、こちらもパッド加工されていることが多いです。
利点
- 腋下杖に比べて軽く、木製よりも軽量です。また、肘までの長さなので身長が低い人でも扱いやすく、階段の上り降りが楽です。前腕がカフで固定されるため、手で何かを掴む際に杖が落ちる心配がありません。さらに、前腕の安定により体重の負担が分散し、腋下杖よりも楽に体重を支えることができます。
欠点
- 体重支持率が低く、腋下杖の約80%に対し、カナダ式松葉杖は50%程度しか支えられないことが多いです。
カナダ式松葉杖での歩行方法
- 支えが少ない場合は「二点歩行」を用い、右杖と左足を同時に動かし、次に左杖と右足を動かします。より多くの支えが必要な場合は「四点歩行」を採用し、常に3点が地面に接している状態で杖と足を交互に動かします。上半身が強い人は両杖を同時に動かし、足を振り出すことも可能です。
利用者例
- 長期的に松葉杖を使用する人はカナダ式を選ぶことが多く、短期間の骨折など急性の怪我では腋下杖が主に使用されます。著名な利用者としてはヴァイオリニストのイツハク・ペルマンや俳優・活動家のヘンリー・ホールデンがいます。