肩インピンジメント症候群の保存的治療

肩インピンジメント症候群は、肩関節の軟部組織(回旋腱板と肩峰下滑液包)が炎症を起こす状態です。主にスポーツや頭上での持ち上げ動作など、繰り返しの上方動作が原因となります。

症状

  • 肩の可動域が狭くなり、頭上挙上や背中の後ろへ手を伸ばす動作が痛む。
  • 肩部の痛みと筋力低下。
  • 場合によってはしびれやチクチク感が出ることもある。

ストレッチとリハビリ

  • 肩のストレッチ運動と理学療法を組み合わせ、繰り返しの頭上動作を控えることで炎症を抑える。

NSAID(非ステロイド性抗炎症薬)

  • 第一選択は市販のNSAID(イブプロフェン、ナプロキセン、アスピリン等)を6〜8週間服用し、症状の改善を確認する。

ステロイド注射(コルチゾン)

  • NSAIDで効果が不十分な場合、ステロイド(主にコルチゾン)を関節内に注射し、即時かつ長期間の疼痛緩和を期待する。

MRI検査

  • NSAIDとステロイド注射でも改善しない場合、磁気共鳴画像(MRI)で関節内部を詳細に評価し、必要に応じて外科的治療の可否を判断する。

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