慢性膝蓋腱炎の理学療法とリハビリテーション
安静
膝蓋腱の急性期はまず安静が基本です。痛みを伴う動作は避け、痛みが軽減し可動域が改善したら、徐々に活動を再開します。走行やジャンプは控え、腱に負担をかけないエクササイズを選びましょう(メイヨークリニック)。
正しい体の使い方
膝への負荷を減らすため、適切な体の使い方を学びます。理学療法士と共に、ジャンプの着地や離陸の方法、日常動作での膝の位置などを指導してもらい、再発リスクを低減します(メイヨークリニック)。
ストレッチ
太ももの前側(大腿四頭筋)の柔軟性が不足すると膝蓋腱に余計な負荷がかかります。足首を手で持ち、膝を伸ばした状態で股関節を前方に押し出すように伸ばすストレッチを行い、数秒キープして反対側も同様に行います(TopEndSports)。
腱の強化トレーニング
痛みが軽減したら、以下のエクササイズで膝蓋腱を強化します。
① 直腿挙上:仰向けに寝き、痛み側の脚をまっすぐ伸ばしたまま8インチ(約20cm)持ち上げ、ゆっくり下ろす。10回繰り返す。
② ステップアップ:3〜5インチ(約7〜12cm)高の台に痛み側の脚で踏み込み、体重をその脚に乗せて伸ばしながら立ち上がる。10回実施。
③ 壁スクワット:背中と頭を壁につけ、太もも間にサッカーボール大のクッションを挟む。壁に沿って座るように滑り降り、数秒保持して元に戻す。10回繰り返す(Arthritis-Treatment-And-Relief)。
マッサージ
医師に相談の上、膝蓋腱のマッサージを取り入れることも有効です。自分で軽く圧をかけることで血流が促進され、治癒をサポートします(メイヨークリニック)。
