整形外科患者のケア目標

整形外科は、筋骨格系の障害を検査・診断・治療する医学分野です。1929年に、他の医療専門家では対応しきれなかった運動障害に対処するために確立されました。整形外科の患者は、側弯症、椎間板変性症、多発性硬化症、脊椎障害などを抱えていることがあります。これらは機能不全、外傷、交通事故などが原因です。

日常生活の自立支援

  • 患者がベッドから起き上がり、入浴や食事などの基本的な動作を行えるようにすることが第一の目標です。また、フルタイムでの仕事復帰を目指す場合もあります。看護師補助、作業療法士、理学療法士などと連携し、日常生活動作(ADL)の改善を支援します。

バランス機能の向上

  • 歩行や椅子からの立ち上がり、車への乗降など、すべてにバランスが必要です。自宅で行うエクササイズや、膝サポーター、歩行器、杖といった補助具の使用を指導します。視覚・前庭・体性感覚の情報統合を高めるトレーニングは、特に高齢者に有効です。

疼痛管理

  • 交通事故や手術後の疼痛は強いことがあります。ストレッチ、呼吸法、マッサージなどのモーダリティや、適切な運動を組み合わせて疼痛を軽減します。必要に応じて疼痛薬を併用し、痛みのコントロールを図ります。

生活習慣の改善

  • 疾患の進行を完全に防げなくても、生活習慣の見直しで生活の質は向上します。体重管理、禁煙、日常的な適度な運動の導入などを提案します。また、移動手段の確保や自宅のバリアフリー化といった環境整備も重要です。

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