副鼻腔リフト手術
手術の概要
インプラント治療を検討する際、顎と副鼻腔の距離や上顎骨の量を医師が評価します。副鼻腔が顎に近すぎる、または上顎骨が不足している場合(特に奥歯部)、副鼻腔リフト手術で骨を増やし、インプラントを固定できるようにします。
手術手順
- 骨移植材料は患者自身の骨またはドナー骨から採取します。
- 歯茎を切開し、鼻腔の粘膜(副鼻腔の壁)を顎骨から持ち上げて空間を作ります。
- その空間に骨移植顆粒を充填し、切開した歯茎を縫合して閉じます。
回復期間
骨顆粒は術後4〜9か月で既存の骨と融合し、しっかりした骨格を形成します。この期間にインプラントを埋め込むことが可能になります。
術後の即時ケア
- 手術直後は副鼻腔の炎症や軽い出血が見られることがあります。
- 鼻をかむことは骨移植材がずれる原因になるため、絶対に避けてください。
- くしゃみも同様に注意が必要で、医師は数か月間くしゃみを抑える薬を処方することがあります。
術後の長期ケア
- 数か月間は生理食塩水の鼻スプレーを使用し、鼻腔を潤すよう指導します。
- 口腔内は抗菌性マウスウォッシュでケアし、手術部位の感染を防ぎます。
