手首の円運動で可動域を取り戻す方法
はじめに
手首の骨折などの外傷後は、治癒過程で固定が必要です。キャストを外すと、筋力低下や軟部組織の緊張により手首の可動域が減少します。適切なリハビリ体操は可動域を回復させ、機能改善に役立ちます。
手首の基本的な動き
手首は主に4つの方向に動きます。
- 屈曲(手のひら側に曲げる)
- 伸展(背側に曲げる)
- 尺側偏位(小指側に傾ける)
- 橈側偏位(親指側に傾ける)
これらを組み合わせた円運動(時計回り・反時計回り)は、4つの動きを同時に行うことで実現します。
円運動の手順
手首をまっすぐにし、指を軽く握ります。前腕の筋肉を緩め、可動域を広げやすくします。
ゆっくりと手首を背側に倒し、伸びる感覚が得られるまで動かします。痛みが出る位置まで無理に伸ばさないでください。
手首を背側に保ったまま、小指側へ回転させます。
円を描くように前方へ回し、手首を屈曲させます。
屈曲した状態で親指側へ回転させ、元のまっすぐな位置に戻ります。
