指の骨棘(骨トゲ)とは何ですか?
骨棘(こつきょく)とは、骨の表面にできる小さな余分な骨の突起です。体のあらゆる部位の骨表面に発生しますが、指でも見られることがあります。
識別
多くの場合、骨棘は無症状で見過ごされますが、皮膚が薄い指先では触知しやすく、小さく硬いしこりとして感じられ、指が変形したように見えることがあります。
原因
変形性関節症などの関節疾患が骨棘の主な原因です。また、加齢に伴い、骨が摩耗した部位を補強しようとして自然に骨が増えることもあります。
影響
骨棘による主な症状は痛みと関節可動域の低下です。突起が隣接する骨や軟部組織と接触することで痛みが生じます。
危険性
稀に骨棘が骨から離れ、関節の滑膜に入り込むことがあります。これにより関節が硬直し、所謂「ロック」状態となり、一時的に動きが制限されます。
治療
多くの人は骨棘による重大な障害はありませんが、生活の質が低下した場合に治療が検討されます。X線検査で骨棘の有無を確認し、主な対処法としては冷却、安静、抗炎症薬の服用、必要に応じて手術があります。
