一時的な肩神経障害の治し方

肩神経障害とは

肩に痛みやしびれがある場合、腋窩神経(肩の三角筋に供給する神経)が障害している可能性があります。これは末梢神経障害の一種で、神経が圧迫されたり外傷や上腕骨の骨折で損傷することで起こります。症状としては、肩のしびれ、筋力低下、腕を頭上に上げられない、物を持ち上げにくいなどがあります。原因がはっきりしないこともありますが、場合によっては一時的に回復することもあります。

一時的な肩神経障害の治し方

  1. 薬物療法

    軽度の症状で外傷歴がなく、神経損傷の兆候が少ない場合は、抗炎症薬が処方されることがあります。注射で肩に直接投与する方法や、経口で服用する方法があります。

    市販の鎮痛剤でも痛みを抑えられますが、刺すような激しい痛みがある場合は、医師がカルバマゼピンやガバペンチンを処方して痛みをコントロールします。

  2. 理学療法

    可動域を広げ、肩の筋肉を強化することで、痛みなく腕を上げたり物を持ち上げたりできるようになります。例として、立位で健側の腕で安定した物を握り、前屈しながら膝を曲げ、患側の腕を伸ばしたまま小さな円を時計回り・反時計回りにそれぞれ10回ずつ行うエクササイズがあります。これを1日2回実施してください。

  3. 手術療法

    理学療法や薬物療法を3〜4か月続けても改善が見られない場合は、神経が圧迫されている箇所の除去手術が検討されます。手術でも機能が回復しない場合は、肩関節の固定(関節固定術)や筋肉移植手術が選択肢となります。

まとめ

一時的な肩神経障害は、適切な薬物・リハビリ・手術の段階的アプローチで改善が期待できます。症状が長引く場合は早めに専門医に相談しましょう。

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