外反膝(ノックニー)の対処法
外反膝(ノックニー)とは
外反膝は、立ったときに膝が接触し、足首の間隔が広がる状態です。医学的には「膝外反(genu valgum)」と呼ばれます。多くの子どもは幼児期に外反膝を呈し、3〜5歳の子どもの約75%が該当しますが、7歳頃までに自然に改善することがほとんどです。7歳以降も改善しない場合や重症の場合は、外科的治療が検討されます。
対処の手順
診断の確認
膝が接触しているかどうか、歩行時の違和感や不自然な足取りがないか確認します。正確な診断は整形外科医に委ねましょう。
年齢に応じた経過観察
小児の場合、医師は「様子を見る」ことを勧めることが多く、ほとんどのケースで自然に改善します。
栄養と体重管理
ビタミンD欠乏はくる病を引き起こし、外反膝の原因になることがあります。適切なビタミンD摂取と、過体重の防止に努めましょう。
装具の使用
症状が続く場合は、夜間用のレッグブレースやヒールリフト付きの矯正靴を使用します。ブレースは靴に装着し、膝を伸ばす方向に力を加えます。
外科的矯正手術
10歳前後(女児は10歳、男児は11歳)で症状が残る場合は、矯正手術が検討されます。成人になると手術は難しくなるため、早期の対応が重要です。
成人の治療法
成人で外反膝が痛みや機能障害を引き起こす場合、人工膝関節置換術が根本的な解決策です。手術が難しい場合は、整形外科用装具で症状を緩和します。
