上腕二頭筋腱(肘部)の断裂治療法

概要

上腕二頭筋の腱が肘で断裂することは稀な怪我ですが、筋肉を過度に使いすぎたり誤った使い方をしたりすると起こり得ます。実際に損傷しているのは筋肉そのものではなく、筋肉を肘に付着させている腱です。完全なコントロールと筋力を取り戻すには外科的修復が必要です。医師以外が手術を試みることは絶対にしないでください。

治療手順

  1. 医師の診断を受ける

    専門医に受診し、正確な診断と最適な治療方針を決定します。高齢者の場合は手術を行わないこともありますが、筋力と制御を完全に回復させるには手術が必要になることがあります。

  2. 切開部位の決定

    外科医は肘付近に小さな切開を行います。症状や手術方法に応じて、必要に応じて二つの切開を行うこともあります。事前に医師と詳細を相談しましょう。

  3. 骨表面に小さな穴を開ける

    裂けた腱が元々付着していた骨に、慎重に小さな穴をドリルで開けます。骨粗鬆症など骨疾患がある患者は、手術リスクについて医師と十分に話し合ってください。

  4. 腱を骨に固定する

    裂れた腱を骨に縫合するか、金属製のアンカーフックで固定します。これにより腱がしっかりと固定され、元の機能を取り戻すことができます。

  5. 切開部の閉鎖と固定

    切開を縫合し、清潔に保ったうえで包帯で固定します。術後は腕をスリングやブレースで固定し、縫合部と腱の治癒を促進します。

  6. リハビリテーション開始

    医師の指示に従い、上腕二頭筋の回復が確認できたらリハビリ運動を開始します。回復は時間がかかるため、医師が示すスケジュールを慎重に守り、根気強く取り組むことが重要です。

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