肩の棘上筋腱炎とは何ですか?
棘上筋腱炎は肩の筋骨格系の疾患で、特に25歳から50歳の方に多く見られます。以下に原因・症状・診断・治療・予後についてまとめました。
原因
- 肩を繰り返し使用する動作、特にテニスや野球・フットボールの投球などのオーバーハンド動作が主な原因です。
- 約30%は直接的な外傷が原因となります。
症状
- 肩全体の痛みが現れ、腕を横に上げたり頭上に上げる動作で痛みが増強します。
- 治療を行わないと時間とともに痛みが悪化します。
診断
- 主に医師による身体診察で判断し、必要に応じてMRI検査で腱炎の確認やインピンジメント症候群などの鑑別を行います。
治療
- 抗炎症薬、コルチゾン注射、可動域エクササイズなどの保存的治療が基本です。
- 腱に重度の損傷がある、または保存的治療が長期間効果を示さない場合に手術が検討されます。
予後
- 保存的治療を受けた多くの患者は完全に回復します。
- 手術を受けた場合でも、十分なリハビリテーションにより元の筋力と機能を取り戻すことが期待できます。
