肩と肘の腱炎でもドラムを演奏する方法

人体には筋肉や関節、骨を包む腱が多数あります。過度に使用すると腱が腫れ、腱炎(テンドナイト)を引き起こします。腱炎になると、腕や脚を動かすだけで痛みが生じます。ドラム奏者が腱炎に悩むと、演奏が困難に思えるでしょう。適度な休息は必要ですが、この記事では腱炎があってもドラムスツールに戻るための具体的な対策をご紹介します。

必要なもの

  • ドラムセット
  • ドラムスティック
  • エルゴノミクスに配慮したドラム配置
  • 氷(アイスパック)
  • 温熱パック

手順

  1. 痛みが出たらすぐに演奏を中止する。 痛みを無視して続けるのは危険です。可能な限り、肩や肘が痛む部位を10分間氷で冷やし、後ほど20分間温熱パックで血行を促します。熱が症状を悪化させる場合は冷却のみで構いません。

  2. できるだけ完全に休む。 数日間の休養は体の回復に大きく寄与します。休んでいる間も氷と温熱を交互に行い、1〜2日後に肩と肘のストレッチを始めます。痛みが出る手前で止め、筋力と柔軟性を徐々に高めましょう。

  3. ドラムセットをエルゴノミクスに合わせて配置する。 長時間の演奏や不適切な姿勢が腱炎の原因になることがあります。スツールの高さやドラムとの距離を調整し、肩や肘に負担がかからない位置を探します。背中に負担がかからないかも確認してください。Pat McLaughlin の「Drum Set Ergonomics」などを参考にすると具体的な設定項目が分かります。

  4. 徐々に演奏を再開する。 各ドラムを叩くときに痛みが出ないか観察し、グリップや打つ強さを調整します。痛みが増す場合はすぐに中止し、医師の診断を受けましょう。症状が改善すれば、徐々に演奏時間と強度を増やし、氷と温熱で腫れを抑え続けます。

骨・関節・筋肉 - 関連記事