中足骨痛(メタタルサルガリア)の主な原因とは

中足骨痛(メタタルサルガリア)は、足の前部、特に中足骨関節部に痛みが生じる症状で、過度の使用や神経の圧迫、骨の異常、関節炎などが原因です。

モートン神経腫(モートンニューローマ)

足の中足骨間に走る足底指神経が、良性の組織増殖により肥厚し、痛みや灼熱感、踏みつけられる感覚が現れます。締め付けの強い靴やハイヒールの使用がリスクです。

過度の使用(オーバーユース)

ランナーやアスリートが激しい運動を続けることで、中足骨関節に負荷がかかり炎症を起こし、歩行時に痛みが出ます。

ハンマートウ(槌状趾)

足指の関節が変形し、下部と中部の関節が下向きに曲がり、上部が上向きになることでハンマーの形状になります。外反母趾やリウマチ、合わない靴、外傷が原因です。変形により足底の脂肪垫が指の下に押し込まれ、足球部のクッションが失われて痛みが生じます。

種子骨炎(セサモイド炎)

大趾の基底部にある小さな種子骨周囲に炎症が起きる状態で、過度の使用や骨折が原因です。踊り手やハイアーチの人、ジョギングする人、ハイヒールを頻繁に履く女性に多く見られます。

フライベルグ病

中足骨の頭部(特に第2中足骨)の血流が低下し骨組織が壊死することで痛みが生じます。成長期の女子や第2中足骨が短い人が罹りやすく、繰り返しの負荷が症状を悪化させます。

これらの要因が重なることで中足骨痛が発生します。症状が続く場合は専門医の診断を受け、適切な治療と靴の選択が重要です。

骨・関節・筋肉 - 関連記事