足首の内反や足下垂を外科的に骨融合で矯正できるか

足首の内反(ロール)や足下垂は、脳卒中や外傷による半側麻痺のある患者に頻繁に見られる問題です。筋力低下により足首と足の安定性が失われ、歩行が不安定になります。

外科的骨融合の目的

骨融合手術は、足と足首の特定の骨を固定し、安定した構造を作ることで、足が内側に転がる(内反)や足が下がる(足下垂)ことを防ぎます。これによりバランスと歩行が改善されます。

主な融合手術の種類

サブタラル関節癒合(Subtalar Arthrodesis)

踵骨(カルカヌス)と距骨(タルス)を融合させ、足首の内反を抑制し安定性を高めます。

トリプル関節癒合(Triple Arthrodesis)

距骨、踵骨、舟状骨(ナビキュラー)を一体化し、足中足部と後足部全体の安定性を向上させます。重度の内反や足下垂に有効です。

ハインドフット関節癒合(Hindfoot Arthrodesis)

距骨、踵骨、舟状骨を対象とした融合で、特に重度の足首の内反と足下垂の矯正に用いられます。

手術の手順と回復

手術は通常、スクリューやプレートで骨を固定し、骨が自然に癒合するまで数か月の固定期間が必要です。術後はギプスやブーツで足を固定し、リハビリテーションを通じて筋力と可動域を回復させます。

専門医への相談が重要

手術を検討する際は、足と足首の専門知識を有する整形外科医や足外科医と十分に相談し、個々の状態に最適な手術法とリハビリ計画を決定してください。

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