横紋筋融解症の治療法

原因と症状

  • 横紋筋融解症は筋肉が損傷し、ミオグロビンという色素が血流に放出される状態です。主な原因は直接的な外傷ですが、過度の飲酒、薬物過剰摂取、熱中症、リン酸低下、痙攣などもリスクを高めます。

    主な症状は筋肉の疲労・疼痛、尿が濃い茶色や赤色になることです。全身倦怠感、関節痛、痙攣、体重増加(むくみ)なども見られます。

初期治療

  • 治療の基本は積極的な水分補給です。点滴による大量輸液でミオグロビンを腎臓へ速やかに流し、利尿剤(マンニトール、フロセミドなど)で尿量を増やします。必要に応じて重炭酸ナトリウムを投与し、ミオグロビンの分解を抑制します。筋肉が壊死状態にある場合は、重度の熱傷患者と同等の大量輸液が必要になることがあります。

透析

  • 腎機能が著しく低下した場合は透析が必要です。透析は腎臓の代わりに血液中の老廃物を除去し、膀胱へ排出します。症状が極度に重篤で透析が効果を示さない場合は、腎移植が唯一の治療法となります。

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