固定(Immobilization)

中等度の足首捻挫では、歩行ブーツで足首と足を2〜6週間固定し、腓骨腱の自然治癒を促します。軽度の場合は、足首サポーターや足弓サポートを使用して安定させます。

薬物療法(Medication)

腫れや痛みを抑えるために、医師は市販の非ステロイド性抗炎症薬(例:イブプロフェン)の服用を勧めます。症状が重い場合は、処方薬の抗炎症剤が用いられることもあります。

理学療法(Physical Therapy)

理学療法の目的は、腓骨腱を強化し伸ばすことです。また、足首の機能と協調性を向上させ、回復を早めます。中等度の損傷や手術後に実施されます。

腱リリース(Tendon Release)

炎症組織を除去する外科手術です。外科医は腱を包む鞘を開き、炎症組織を取り除きます。手術後は2〜6週間歩行ブーツで固定し、その後理学療法で機能回復と筋力強化を行います。

腱修復(Tendon Repair)

腓骨腱が中程度以上に裂けた場合に実施します。裂け目が腱幅の1/3未満であれば、損傷部分を切除し、残りを縫合します。術後は足首と足を固定し、キャストやブーツを外した後に理学療法で筋腱・靭帯を強化します。

靱帯修復(Retinaculum Repair)

腓骨腱を覆う保持靱帯(レティナクラム)の裂傷を修復する手術です。外科医は腓骨にくぼみを作り、裂れた靱帯をそこに引き込み縫合します。術後は2〜6週間スプリントまたはキャストで固定し、除去後に理学療法で足首の機能と筋力を回復させます。