EMGで手根管症候群を検出する方法
概要
EMG(筋電図)は、手根管症候群などの神経・筋肉障害を診断するために広く用いられる検査です。皮膚に細い針状電極を刺し、筋肉の電気活動を記録して異常を評価します。
必要なもの
- 検査を実施する医師(神経科・整形外科の専門医)
検査前の準備
入浴し、皮膚の余分な皮脂をしっかり洗い流す。
入浴後はボディーローションやクリームを使用しない。電流の伝導を妨げる可能性があるため。
袖口がない、ゆったりした服を着用し、袖を簡単にまくことができるものを選ぶ。
血液凝固異常(例:血友病)がある場合は、必ず医師に伝える。電極針が皮膚に刺さるため、出血リスクがある。
検査の流れ
医師から鎮静剤の使用が指示された場合は、指示に従って服用する。筋肉の緊張が緩和され、検査中の不快感が軽減される。
医師または技師が手の筋肉に小さな電極針を挿入する。針は筋肉の電気活動を記録し、手根管症候群の有無を評価する。
指示された筋肉の動きを行う。EMGは「安静時」「軽い収縮時」「最大収縮時」の3つの状態で電位を測定する。
検査全体は30分から1時間程度で終了する。
検査後は、処方された鎮痛薬や抗炎症薬で筋肉の痛みや違和感を和らげる。併用薬がある場合は必ず医師に報告し、相互作用に注意する。
注意点
検査後は針刺入部が数日間軽く痛むことがありますが、通常は自然に回復します。異常が認められた場合は、医師と相談し適切な治療方針を決定してください。
