関節炎の主な原因とは
関節炎は、急性または慢性で体のどこでも起こり得る炎症です。基礎疾患が原因であり、正確な診断が治療方針を決めます。感染、外傷、関節リウマチ、摩耗、自己免疫異常などが主な原因です。
痛風
痛風は尿酸が血中に蓄積し、結晶が関節に沈着して炎症を起こす関節炎です。主に足の親指の関節に症状が出ますが、足や足首にも及ぶことがあります。痛み、灼熱感、こわばりが数日から数週間続き、数か月〜数年の間隔で再発します。
滑液包炎(バースティティス)
滑液包は関節をクッションし潤滑する液体で満たされた袋です。これが炎症を起こすと、動かすたびに痛みが生じます。股関節、膝、肘、肩、かかとなどで起こり、外傷や過使用、関節リウマチ、痛風、感染が原因です。症状はこわばり、疼痛、腫れ、赤み、熱感です。
膝蓋軟骨軟化症(チョンドロマラシア・パテラ)
膝蓋骨の裏側の軟骨が軟化・破壊される状態で、膝関節が擦れ合うことで炎症と痛みが生じます。鈍い痛みや圧痛が、階段の上り下り、しゃがみ、長時間の座位で悪化します。膝が腫れ、赤く、熱を持ち、発熱を伴う場合は速やかに医師の診察が必要です。
肝炎
肝炎にはA〜G型があり、急性と慢性があります。ウイルス感染、薬剤(例:アセトアミノフェン)や化学物質への曝露が急性肝炎を引き起こし、関節炎や関節痛の原因になることがあります。自己免疫性肝炎は免疫系が自己組織を攻撃し、関節炎が症状の一つです。
感染性疾患
麻疹、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、風疹などのウイルス性感染症は、感染者との接触や飛沫で広がります。これらの疾患でも関節炎、関節痛、筋肉痛が伴うことがあります。
