滑液包炎(バースティス)の治療法
滑液包炎は、筋肉や骨などが摩擦する部分にある、潤滑と衝撃吸収の役割を持つ小さな液体袋(滑液包)が腫れる状態です。繰り返しの動作や持続的な圧迫が原因となります。自宅でできる対処法をご紹介します。
治療の手順
患部を安静にする。腕の滑液包炎であれば、持ち上げる動作や重いものを持つ作業を避け、十分な睡眠を取ります。
痛みや圧痛があるときは、氷嚢や冷却パックで冷やす。炎症を抑え、回復を促します。10〜20分程度を目安に、最初の72時間は1時間に2回、以降は1日3〜4回行います。
慢性的な痛みが続く場合は、温罨法(ホットパックや温熱パッド)を使用する。15〜20分間、1日3〜4回行い、温かいシャワーや入浴も効果的です。
鎮痛剤を服用する。アセトアミノフェン、イブプロフェン、アスピリンなどを指示通りに使用し、痛みが和らいでも患部は引き続き安静に保ちます。
関節付近の滑液包炎の場合は、可動域エクササイズを行う。ヨガやピラティスなどで筋肉を優しく強化し、運動前にストレッチを行い、痛みが出たら中止します。
原因となった繰り返し動作を見直す。作業方法を変更したり、交互に行うことで負担を減らします。長時間座り続ける場合は、1時間ごとに立ち上がって歩くなど、予防にもつながります。
