脊髄神経と内側枝ブロックの概要

脊髄神経の位置

ヒトの体には31対の脊髄神経があります。カリフォルニア州立大学チコ校のコミュニケーション科学・障害学教授、パトリック・マッカフリーによると、脊髄神経は以下の部位に分布しています。

  • 頸部(上部): 8対
  • 胸部: 12対
  • 腰部: 5対
  • 仙部: 5対
  • 尾骨部: 1対

神経根の構造

脊髄神経は感覚と運動の両側面を持ちます。運動線維は脊髄の前側(灰白質)に接続し、感覚線維は後根神経節に集まります。

脊髄神経の機能

脊髄神経は中枢神経系からの情報を全身へ伝える「最終共通経路」として機能し、下肢や体幹へインパルスを送ります。

椎間関節(ファセット関節)

背骨の後方にある小さな関節で、各椎骨をつなぎ、首や背中の可動範囲を決定します。ダートマス・ヒッチコック医療センターによれば、これらの関節からの痛み情報は内側枝神経が伝えます。

内側枝ブロック注射

パーマネント・メディカル・グループは、内側枝神経は腕や脚の筋肉や感覚を支配していないと説明しています。そのため、腰痛に対する内側枝ブロック注射は、他部位の運動機能や感覚に影響を与えることはありません。

脳・神経系 - 関連記事