手首のKワイヤー除去手順

概要

手首の骨折は通常、石膏やファイバーグラスキャストで数週間固定します。重度の場合は手術が必要です。Kワイヤー(Kirschner wire)は、先端がドリルビット形状の金属線で、軟部組織を通して骨に直接挿入し、治癒を安定させます。使用期間は概ね3〜4週間で、挿入時は麻酔が必要ですが、除去はほとんど痛みがなく、診療所で簡単に行えます。

必要なもの

  • ヨード綿棒
  • 使い捨て手袋
  • 医療用プライヤー
  • 滅菌ガーゼ
  • 医療テープ

除去手順

  1. 患者を座位にし、手首を平らで硬い面に固定します。手袋を装着し、ワイヤー周囲をヨードで消毒します。
  2. ワイヤー先端の保護キャップをねじって外します。プライヤーの溝に合わせてワイヤーをしっかり掴みます。
  3. 患者の手を安定させ、一手でワイヤーを前後に軽く回転させながら、直線的に引き抜きます。完全に抜けるまで回転し続けます。
  4. ガーゼを折りたたんでピン部位に当て、医療テープで固定します。患者には24時間はドレッシングを外さないよう指示し、その後は洗浄・乾燥し、創が閉じるまで接着絆創膏で覆います。

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