骨折した腕の応急処置方法
骨折した腕は、適切な処置が必要です。放置すると可動域が制限され、骨が変形するリスクがあります。病院へ行く前にできる応急処置を知っておくと、痛みを和らげ、回復を助けることができます。以下の手順で腕の骨折に対する一次救護を行いましょう。
手順
腕の骨折を診断する。骨が折れたときに「パキッ」や「ガリガリ」という音がすることがありますが、必ずしも聞こえるわけではありません。皮膚を突き破って骨が見える「開放骨折」は比較的判別しやすく、単純骨折は腫れや軽い打撲と似た症状だけで見分けにくいことがあります。
皮膚が破れて骨が外に出ている、指が青紫色になる、激しい出血や意識消失がある場合は、すぐに119に連絡し救急車を呼びます。
出血がある場合は、清潔な布で圧迫し止血します。
腕に着ている衣類はできるだけ早く取り除きます。シャツを引き抜くと痛みが増すことがあるので、ハサミで袖や肩部分を切り離すと安全です。
腫れを抑えるために氷を当てます。氷はタオルなど清潔な布で包み、15分を超えないようにします。
臨時のスプリントで腕を固定します。タオルやシーツで腕を体に密着させ、硬めの板や雑誌を巻いて動かないようにします。
ショック状態を確認します。めまいがする場合は、足を少し高くして横に寝かせます。手術が必要になる可能性があるため、食事や飲み物はすぐに与えないでください。
