コレステロールが直接代謝を上げ下げするわけではありませんが、健康でない総コレステロール値と低い代謝は相互に関連しています。食事だけでコレステロールを改善することは難しく、運動や生活習慣の見直しが重要です。

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームは、心臓病リスクを約2倍にする複数の要因が同時に存在する状態です。主な要素は、トリグリセリドの上昇、HDL(善玉)コレステロールの低下、血圧の上昇、血糖値の上昇、そして肥満です。

善玉コレステロール(HDL)

食事中の脂肪やコレステロールを減らすと総コレステロールは下がりますが、同時に善玉コレステロール(HDL)も減少することがあります。HDLを増やす最も効果的な方法は定期的な運動です。運動量が増えるほど基礎代謝が上がり、HDLの濃度も上昇します。

過激なダイエット(クラッシュダイエット)

急激な食事制限はビタミンCなどの必須栄養素を欠乏させ、HDLの維持が困難になります。また、代謝が低下し、体は「生存モード」や「エネルギー蓄積モード」に切り替わります。結果として、代謝が落ち込み、体重減少が停滞しやすくなります。

悪玉コレステロール(LDL)

定期的な有酸素運動と低脂肪・低コレステロールの食事で代謝を高めると、体重減少とともに悪玉コレステロール(LDL)も低下します。薬に頼るより、健康的な体重を維持することがLDL管理の基本です。

代謝負荷テスト

医師に依頼できる代謝負荷テストでは、最大運動負荷と脂肪燃焼ゾーンを測定できます。自分に最適なトレーニング強度が分かるため、効率的な減量とHDLの維持が可能になります。