血液中のコレステロールとは?種類と適正値、対策まで徹底解説
コレステロールは、動物性食品に含まれる脂質で、体内でも合成されます。血中のコレステロールは、種類や量によって健康にプラスにもマイナスにも働きます。
コレステロールの種類
- LDL(低密度リポタンパク):一般に「悪玉コレステロール」と呼ばれ、血管壁に蓄積しやすく動脈硬化の原因となります。
- HDL(高密度リポタンパク):通称「善玉コレステロール」。余分なLDLを肝臓へ運び、体外へ排出させる働きがあります。
- 中性脂肪(トリグリセリド):血液中に存在する別の脂質で、コレステロールと同様に心血管リスクの評価に用いられます。
血液検査の基準値
- 総コレステロール:200 mg/dL 未満が望ましい
- LDL コレステロール:130 mg/dL 未満(心血管リスクが高い場合は100 mg/dL 未満)
- HDL コレステロール:60 mg/dL 以上が理想
- 中性脂肪:150 mg/dL 未満
重要なポイント
メイヨークリニックによれば、心疾患リスクを評価する際に最も注目すべきはLDLコレステロールです。過剰なLDLは血管内に沈着し、動脈硬化や閉塞を引き起こします。
コレステロールが体に与える影響
LDLが血管壁に蓄積すると、プラークが形成され、最終的に心筋梗塞や狭心症の原因となります。一方、HDLはLDLの過剰分を肝臓へ運び、体外へ排除することで血管の健康を保ちます。
予防と対策
コレステロール管理の基本は、食事と運動です。
- 食事:食物繊維を豊富に取り、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の摂取を控える。
- 運動:定期的な有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、水泳など)を週に150分以上行う。
- 薬物療法:食事と運動だけで改善しない場合は、医師の指導のもとスタチンなどの降コレステロール薬を使用する。
これらの生活習慣改善により、LDLは低下し、HDLは上昇させやすくなります。
