リピトール(アトルバスタチン)の副作用と注意点

作用

スタチン系薬剤であるリピトールは、肝臓でコレステロールを合成する酵素HMG‑CoA還元酵素を阻害します。血中コレステロールが減少すると、動脈壁に余分なコレステロールが沈着しにくくなり、心臓や脳の血管が詰まるリスクが低減します。


主な副作用

  • 筋肉痛や筋肉の弱さ(まれに横紋筋融解症)
  • 肝機能障害(黄疸、尿の色が濃くなるなど)
  • 胃腸症状(吐き気、下痢、便秘、嘔吐、膨満感)
  • 頭痛、睡眠障害、胸痛、脱毛、皮疹、うつ状態、血糖値の変動

特に筋肉痛や黄疸様の症状が出た場合は、速やかに医師に相談してください。


必要な検査

筋肉痛があるときは血中クレアチンキナーゼ(CK)を測定し、肝機能については定期的に肝酵素(AST・ALT)をチェックします。これによりリピトールの安全性を確認できます。


服用を避けるべき人

  • 肝臓または腎臓に重篤な疾患がある方
  • 1日あたりアルコールを3杯以上飲む方
  • 特定の抗生物質や抗真菌薬を併用している方
  • リピトールや他のスタチンに対してアレルギー歴がある方

受診が必要な症状

筋肉痛・筋力低下に加えて発熱やインフルエンザ様症状がある場合、または呼吸困難や息切れが突然現れた場合は、直ちに医師へ連絡してください。

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