民間療法で風邪を和らげる方法

昔ながらの民間療法とは

医師が身近になる以前、病気の治療は手元にある自然の資源に頼っていました。今でも医療が届きにくい地方や、費用がかかるために民間療法を選ぶ人が多く、代々受け継がれたレシピは今も活用されています。いわゆる「古い婦人の知恵」と呼ばれるものの多くは、実は現代医学でも有効と認められる成分を含んでいます。

ボーンセット(骨折草)で風邪・インフルエンザ対策

北米東部の湿地帯に自生する多年草、ボーンセットは「スウェッティングウィード」や「インディアンセージ」などの別名があります。葉と茎を乾燥させて粉砕し、ティーにすると以下の効果が期待できます。

  • 熱・関節痛・筋肉痛の緩和
  • 上気道の粘液除去
  • 軽い便秘の改善

作り方:乾燥ボーンセットを大さじ1〜2杯(山盛りの小さじ1〜2杯)を沸騰した湯に入れ、15分間抽出します。苦味があるので、はちみつを小さじ2杯程度加えてください。熱が必要なときは温め直し、飲めるだけ熱い状態で飲みます。熱がある場合は1時間に1回、風邪の症状緩和の場合は2時間に1回程度繰り返すと効果的です。

夜用トディーのアレンジ:同じ抽出液をマグカップの半分まで注ぎ、はちみつ小さじ2杯、レモン汁小さじ2杯、好みのウイスキー(またはブランデー)を残りで満たします。すぐに飲み、汗をかくのでしっかりと暖かくして寝ましょう。深い睡眠とともに症状が軽減します。

喉が痛いときは、乾燥ボーンセット小さじ2杯とすりおろした生姜小さじ2杯を沸騰湯に入れ、はちみつ大さじ2杯とレモン汁大さじ2杯で味付けし、1時間に1回ゆっくり飲むと即効の鎮痛効果があります。

アップルサイダービネガー(リンゴ酢)で風邪対策

リンゴ酢はビタミンCの供給源であり、他のハーブと組み合わせやすい点が特徴です。

にんにく入り酢トニックの作り方:にんにく1片を皮をむいて潰し、1リットルのリンゴ酢に漬け込み、密閉した瓶で暗所に24時間置きます。その後冷蔵庫で保存し、2週間以内に使用します。飲むときは4オンス(約120ml)を温め、はちみつ大さじ2杯とレモン汁大さじ1杯を加えてすぐに飲みます。にんにくの抗酸化作用が体内に広がり、酢が鼻づまりや咳を和らげ、はちみつが喉の痛みを緩和します。2時間に1回程度が目安です。

簡易版:リンゴ酢4オンスを温め、はちみつ大さじ2とレモン汁大さじ1を溶かすだけ。にんにくが苦手な人向けです。

ボラックス入りドリンク:温水1クォートに重曹(ホウ酸)小さじ1/8、はちみつ1/2カップ、リンゴ酢1カップ、カイエンペッパー小さじ1/4、シナモン小さじ1/2を加えてよく混ぜ、暗所で保存します。毎回1/2カップを温めて2時間に1回飲みます。

ウムカ(Umcka)で風邪対策

ウムカはアフリカ原産の根菜エキスで、現在は世界中のナチュラルサプリやハーブティーに利用されています。主な効果は以下の通りです。

  • 咳を鎮め、痰の排出を促進
  • 鼻や副鼻腔の炎症を軽減
  • 喉の刺激を和らげ、全体的な不快感を減少

市販の「ColdCare」や「Nature's Way」などの製品に含まれており、ドラッグストアや健康食品店で入手可能です。

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