うつ病による疲労に対する薬の選び方

米国国立精神衛生研究所(NIMH)によると、うつ病は15歳から44歳までの障害原因のトップで、約1480万人、成人の6.7%が罹患しています。

うつ病は睡眠リズムを乱し、不眠や過度の眠気を招くことがあります。睡眠障害はうつ病を悪化させる要因にもなります。以下では、疲労感の軽減に役立つ睡眠薬や対策をご紹介します。

市販の睡眠補助剤

  • 疲労感が軽い場合は、タイレノールPM、アドビルPM、ベナドリルなどの市販薬が有効です。薬局で薬剤師に相談し、適切な製品を選びましょう。症状が改善しない場合は医師の診察を受けてください。

メラトニン

  • メラトニンは体内で自然に生成されるホルモンで、睡眠リズムを整える効果があります。季節性情動障害(SAD)の治療にも用いられ、うつ症状の緩和や肌の保護効果が報告されています。市販品は比較的安価で入手でき、処方薬のロゼレム(ロゼレム)もあります。

処方睡眠薬

  • ベンゾジアゼピン系(アルプラゾラム、クロナゼパム、ジアゼパム、ロラゼパム)は本来不安障害の治療薬ですが、強い眠気を引き起こすため、うつ病患者の疲労対策に使われることがあります。

  • アンビエン、ルネスタ、ソナタは睡眠障害全般の治療薬で、うつ病患者にも処方されます。十分な睡眠が取れることで、翌朝の気分が改善されることがあります。

副作用への注意

  • すべての睡眠薬には副作用があります。視力低下、うつ症状の悪化、めまい、急激な体重変化、幻覚、心疾患、血圧上昇、イライラ、記憶障害、吐き気、震え、言語障害などが現れた場合は速やかに医師または薬剤師に相談してください。

うつ病そのものの治療

  • 睡眠薬は一時的な対策に過ぎません。根本的なうつ病の治療には、心理療法と精神科医による薬物療法が不可欠です。うつ症状が改善すれば、睡眠障害や疲労感も自然に軽減します。

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