うつ病がやってきたとき、あなたはどうすべきか?
うつ病はさまざまな原因で発症します。状況的うつは、失業、病気、ケガ、金銭的困難などのストレスフルな出来事がきっかけで起こります。一方、脳内の化学バランスの乱れや遺伝的要因、心理的要因などが原因となる臨床的うつ病もあります。メイヨークリニックは「うつ病は世界で最も一般的な健康状態の一つです」と述べています。
自分を大切にする
状況的なうつであれば、いくつかの対策で症状を和らげられることがあります。
運動を取り入れる。ストレスがあると座りがちですが、散歩やサイクリング、好きなスポーツなどで体を動かしましょう。メイヨークリニックによると「1日30分、週3〜5日程度の運動がうつ症状の改善に効果的」とされていますが、10〜15分の短時間でも気分がすぐに良くなることがあります。
人とのつながりを保つ。友人や家族との関係は、困難な時期に大きな支えになります。うつが襲ってきたら、友人に連絡し映画を観に行く、散歩する、食事に行くなど、一緒に時間を過ごすことが有効です。
バランスの取れた食事を心がける。過度のカフェイン、アルコール、砂糖は体調を崩しやすくします。水分をしっかり取り、野菜や果物を積極的に摂りましょう。
専門家の助けを求める
運動や食事、社会的活動だけでは改善しない場合は、専門家に相談してください。
セラピストを受診する。資格を持つセラピストは、うつの原因となる問題を一緒に整理し、対処法を提案してくれます。
医師の診察を受ける。医師はうつ病の診断を行い、必要に応じて抗うつ薬を処方します。臨床的うつの場合、薬物療法と運動、食事、社会的支援を組み合わせることで症状が改善します。場合によっては短期間の投薬が選択されることもあります。
サポートグループを探す
構造化されたサポートグループは有効です。医師やセラピストに近くのうつ病サポートグループの情報を尋ねましょう。
教会や宗教団体も支援の場となります。所属している教会があれば牧師や司祭に相談し、参加していない場合は地域の教会を探してみてください。
緊急時の対応
うつが深刻化し、絶望感や自殺念慮がある場合は、すぐに医師や医療機関に連絡してください。未治療のうつは自殺リスクを高めます。早期の治療が重要です。
