気分変調性うつ病の代替療法

気分変調性うつ病(ジストミック・デプレッション)は、米メイヨークリニックによれば、最低でも2年間続く慢性的なうつ状態です。食欲減退、絶望感、エネルギー不足などの症状が見られます。抗うつ薬で治療することも一般的ですが、近年の研究では代替療法が薬と同等、あるいはそれ以上の効果を示すケースも報告されています。

アーユルヴェーダハーブ

インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、ハーブの組み合わせでうつ症状を改善するとされています。2002年に「Journal of Herbal Pharmacotherapy」に掲載された研究では、4種のインドハーブ(アシュヴァタ、カピカチュ、ダンヴァヤサ、ブリファリ)からなる配合剤GS‑02を気分変調性うつ病患者15名に投与し、抗うつ薬と同程度の症状改善が確認されました。これらのハーブはインド食材店やオンラインで入手可能です。

鍼灸

鍼灸は、体内のエネルギー経路(経絡)が滞ると病気や活力低下を招くという中国古代の理論に基づきます。エネルギー不足が顕著な気分変調性うつ病患者に対し、効果的な代替療法と期待されています。2009年7月に「Journal of Affective Disorders」に掲載されたレビューでは、200件以上の研究を比較し、鍼灸は抗うつ薬と同等、場合によってはそれ以上の抑うつ症状緩和効果があり、副作用が少ないと結論付けられました。

食事療法

オメガ‑3脂肪酸は、ナッツ、種子、脂の多い魚などに含まれる「健康な脂肪」として脳機能に大きく影響するとされています。2006年6月に「American Journal of Psychiatry」に報告された研究では、うつ病を抱える子どもたちにオメガ‑3サプリメントを投与した結果、抑うつ症状を測定する3つのテストで有意な改善が見られました。オメガ‑3は健康食品店やオンライン、食事からも摂取できます。

まとめ

上記のように、アーユルヴェーダハーブ、鍼灸、オメガ‑3を中心とした食事療法は、気分変調性うつ病の症状緩和に有望です。治療を検討する際は、医師や専門家と相談しながら、薬物療法と組み合わせて活用すると良いでしょう。

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