うつ病に効くハーブ治療法

うつ病のハーブ治療の概要

うつ病の従来の治療は心理療法が中心で、原因を探りながら健康的に解決することが期待されます。薬物療法は感情の安定を助けますが、化学薬品に抵抗がある人や他の薬と相互作用が心配な人もいます。そんな方に自然由来のハーブが補助的に役立つことがあります。

セントジョンズワート(St. John's Wort)

学名は Hypericum perforatum で、古くから胃の不調や不眠、やけどの外用薬として利用されてきました。うつ症状の改善に最も期待が持たれ、脳内のセロトニンやドーパミンの再取り込みを抑制すると考えられています。処方箋は不要ですが、頭痛、日光過敏、高血圧などの副作用が報告されています。

SAM-e(S-アデノシルメチオニン)

SAM-e は体内に広く存在する天然アミノ酸で、喘息やADHD、片頭痛、肝臓疾患にも用いられます。欧州ではうつ病の治療にも使われ、米国でも市販されています。セロトニン濃度を上げる作用はセントジョンズワートと似ていますが、効果が早く副作用は比較的軽いとされています。服用前に医師と相談し、他の薬との相互作用に注意してください。主な副作用は不眠や胃の不調です。

イチョウと高麗人参(Ginkgo biloba & Ginseng)

イチョウと高麗人参は中国で何千年も利用され、メイヨークリニックなどの医療機関でもその効果が認められています。抗酸化作用により血流が改善され、気分の向上やエネルギー増加が期待できます。シベリア人参は脳内の化学バランスを整え、情緒を安定させます。特に高齢者のうつ症状にイチョウが有効とされています。副作用は軽度で、過剰摂取時に胃部不快感や下痢が起こることがあります。

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