シンバルタ(デュロキセチン)離脱時に医師に相談すべきタイミング
シンバルタ(一般名:デュロキセチン)は、脳内のセロトニン量を調節し、うつ病の治療に用いられる薬です。うつ病は、2週間以上続く5つ以上の症状が現れることで診断されます。また、線維筋痛症、全般性不安障害、尿失禁などにも使用されます。30 mg と 60 mg のカプセルがあり、1日の最大推奨量は 60 mg です。
離脱症状
- 重度の吐き気・嘔吐、筋肉の痙攣、極度の疲労感、認知機能の低下、頭痛、インフルエンザ様の全身倦怠感などが報告されています。
- 「brain zaps(脳ジップ)」と呼ばれる、電気が走るような感覚や音が聞こえる現象が現れることがあります。
自殺念慮
- 心拍数の乱れや自殺に関する考えの増加、強い不安感が現れることがあります。
- FDA や製薬会社は公式に自殺リスクを確認していませんが、抗うつ薬全般に対し若年層で自殺念慮が高まる可能性がある旨の警告があります。
医師に連絡すべきタイミング
- 自殺念慮や自傷行為の衝動がある場合は直ちに医師、または緊急サービスに連絡してください。勤務時間外の場合は警察や救急に連絡しましょう。
- 激しい持続性の痛み、黄疸(皮膚や眼球が黄色くなる)、右上腹部の痛み、濃い尿など肝障害の兆候が出た場合も速やかに受診が必要です。
- 行動の急激な変化や言語障害、脳ジップが現れた場合は脳卒中や脳損傷の可能性があるため、すぐに医師へ相談してください。
医師への伝え方
- 徐々に減量する計画(テーパリング)について相談し、症状を最小限に抑える方法を一緒に検討してください。
- 現在服用中のすべての薬剤を医師に伝え、相互作用や離脱時のリスクを把握してもらいましょう。
- 他の患者の離脱体験や資料を持参すると、医師が状況を理解しやすくなります。
