パキシルは体重増加を引き起こす可能性がありますか?

即時の体重増加

メイヨークリニックのダニエル・K・ホール=フラヴィン医師によれば、抗うつ薬を服用開始した最初の週に体重が増え始めた場合、薬の使用期間中にかなりの体重増加が続く可能性が高いと指摘しています。

不安に起因するうつ病

ボストン・メディカル・センターの栄養・体重管理センター長であり、ボストン大学医学部の准教授であるアポビアン医師は、パキシルが鎮静作用を持つため、眠気が増し身体活動が低下しやすく、結果として体重が増えることが多いと説明しています。パキシルは特に不安が伴ううつ病の治療に用いられますが、他の抗うつ薬に切り替える際は、不安緩和効果も併せて確認することが重要です。

脳の食欲中枢への影響

アポビアン医師によると、パキシルを含む抗うつ薬は脳の食欲中枢に作用し、食欲を増進させることがあります。

レプチンと代謝

Jointhefun.comの情報によれば、パキシルは肝臓の酵素活性を阻害し、代謝効率を低下させる可能性があります。代謝が低下すると体重が増えやすくなります。また、SSRIs(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)であるパキシルは神経内分泌系の経路を乱し、脂肪細胞から分泌されるホルモン「レプチン」の働きを変化させることがあります。レプチンは脳に対して体脂肪量を伝えるシグナルであり、エネルギー消費や食欲調整に関与しています。そのバランスが崩れると体重増加につながります。

他の要因も考慮する

体重増加の原因を薬だけに求めがちですが、甲状腺機能低下症(甲状腺が不活発)や、うつ症状が改善されたことによる食欲増進、過食など他の要因も影響します。体重増加がパキシルによるものと感じたら、担当医に相談し、薬剤の変更や用量調整を検討してもらいましょう。

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