うつ病はどのように診断されるのか?

うつ病の見分け方

以下の症状のうち、5つ以上が2週間以上続くと、うつ病の可能性があります。

・持続的な悲しみや落ち込みの感情
・ほとんどの活動に対する興味や喜びの喪失
・食欲の著しい変化(ダイエットせずに増減)
・不眠や過度の眠気
・身体的・精神的に動きが鈍くなる、または落ち着きがない感覚
・頻繁な疲労感やエネルギー不足
・罪悪感・無価値感・絶望感
・思考や集中、判断が困難になる
・死にたいという考えや自殺念慮・自殺未遂

診断に必要な条件

上記症状が2週間以上続き、かつ以下の項目が認められることが診断の基準です。

・食欲の変化
・睡眠パターンの変化
・エネルギーの低下
・無価値感や罪悪感
・思考・集中・判断の困難
・自殺念慮や自殺未遂

これらの症状が、社会的・職業的機能に著しい障害や苦痛をもたらすことも必要です。

診断を行う専門家

・精神科医(医師)
・臨床心理士(博士号取得)
・認定臨床ソーシャルワーカー(LCSW)
・認定メンタルヘルスカウンセラー(LMHC)

質問・スクリーニングの流れ

医師や専門家は、以下のような方法でスクリーニングを行います。

・症状や既往歴についての質問
・身体検査で医学的な原因の除外
・心理評価で気分・思考・感情・行動を確認
・診断面接や質問票の記入による詳細把握

診断基準

米国精神医学会が定める『診断・統計マニュアル(DSM‑5)』に基づき、2週間以上続く5項目以上の症状が、仕事や社会生活に支障を来す程度であることが診断の根拠となります。

主な検査例

・血液検査:甲状腺機能やビタミン欠乏など、身体的要因の有無を確認
・画像検査:MRIやCTで脳の異常を除外し、他の疾患の可能性を排除

治療は正確な診断から

診断結果に応じて、心理療法(カウンセリング)や抗うつ薬、またはその併用といった治療法が提案されます。

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