糖尿病の代謝治療

糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンが不足または作用しにくくなることで、血糖をエネルギーに変換できなくなる代謝性疾患です。タイプ1とタイプ2の2種類があり、いずれも薬物療法、食事管理、運動、定期的な内分泌科受診が必要です。

血糖値の目標範囲

医師と密に連携し、目標を達成できているか確認しましょう。起床時の血糖は80〜120 mg/dLが目安です。食事前も同様に80〜120 mg/dL、食後約2時間は170 mg/dL以下が望ましいです。昼食前に再び80〜120 mg/dLに戻り、就寝前は100〜140 mg/dLが適正です。

食事管理

糖尿病患者の1日のエネルギーの約50%は炭水化物から摂取します。1日の総摂取カロリーは目安として1600 kcal程度が推奨されます。炭水化物は1食分を「15 g」単位で丸めて計算するとわかりやすく、1日の炭水化物摂取目安は約195 gです。

薬物療法

1型糖尿病ではインスリン注射が必須です。2型糖尿病では必ずしもインスリンは必要なく、経口血糖降下薬が用いられることもあります。インスリンは作用時間により短時間型(30〜60分で開始、6〜8時間持続)、中間型(1〜2時間で開始、10〜14時間持続)、長時間型(1〜2時間で開始、最大24時間持続)に分かれます。

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