血糖検査の正常範囲と意味 – 種類・基準・注意点まとめ
検査の種類
血糖値を測定する方法はいくつかあります。代表的なのは以下の3つです。
- 空腹時血糖(Fasting Blood Sugar, FBS)…朝食前の空腹状態で測定します。
- 2時間後血糖(Post‑prandial)…食事後2時間で測定します。
- 随時血糖(Random Blood Sugar, RBS)…食事の有無に関係なく、好きな時間に測定します。
正常範囲
各検査ごとの正常値は次の通りです。
- 空腹時血糖:70〜100 mg/dL(5.5 mmol/L 未満)
- 2時間後血糖:70〜145 mg/dL(7.9 mmol/L 未満)
- 随時血糖:70〜125 mg/dL(7.0 mmol/L 未満)
- 低血糖の目安:女性は40 mg/dL未満、男性は50 mg/dL未満で低血糖が疑われます。
結果の意味
数値が基準を超えているだけで診断はできません。糖尿病が疑われる場合、空腹時血糖が125 mg/dL以上、または2時間後血糖が199 mg/dL以上が繰り返し認められます。前糖尿病は空腹時血糖が100〜125 mg/dLです。糖尿病の主な症状には、視力低下、食欲・体重変化、喉の渇き・頻尿、手足のしびれや痛み、倦怠感などがあります。
検査時の留意点
検査結果に影響を与える要因として、以下が挙げられます。
- 空腹が守られない(食事を摂る)
- 喫煙、カフェイン、アルコールの摂取
- ストレスや疲労
検査のメリット
家族に糖尿病がいる、体重が過剰、糖尿病の疑い症状がある、あるいは血糖に影響を与える薬を服用している場合は、定期的な血糖検査が有効です。早期に異常を発見し、生活習慣の改善や治療につなげることができます。
