プレートカウント(Plate Counting)
プレートを「食材のグループ」で分割し、視覚的にバランスを取ります。紙に円形の皿を描き、半分を縦に分け、さらにその半分を2つのクォーターに分けます。
- 左上のクォーター:野菜をたっぷり描く。
- 右上のクォーター:ご飯やパンなど炭水化物。
- 左下のクォーター:肉、魚、卵などたんぱく質。
- 右下のクォーター:必要に応じて果物や乳製品。
この図を目安に、1食あたりの炭水化物量や推奨されるサービングサイズを超えないようにします。
分量感を掴むコツは、身近な物に置き換えることです。例として、1オンス(約28g)のチーズはサイコロ4個分、1/2カップのご飯は野球の半分、75gの肉はトランプ1デッキ分とイメージすると覚えやすくなります。
炭水化物カウント(Carb Counting)
炭水化物の摂取量とインスリン投与量のバランスを取る方法です。個人差があるため、医師と相談し自分に合った「1単位のインスリンで処理できる炭水化物量」の比率を決めます。
例:1単位のインスリンで25gの炭水化物を処理できる場合、栄養表示やオンラインデータベースで食品の炭水化物量を確認し、25g以内のメニューを選びます。表示は「1食分」ベースなので、必ず同じサービングサイズで計算してください。
逆に、食べたいメニューの炭水化物量を先に調べ、インスリン比率を使って必要なインスリン単位数を算出すれば、医師の指示範囲内で好きな食事を楽しむことも可能です。
糖尿病フードピラミッド(Diabetes Food Pyramid)
従来の栄養ピラミッドを糖尿病患者向けに改良したものです。炭水化物とたんぱく質の量で食品を分類し、以下のような構成になります。
- 底辺(最も多く摂取): パン、穀物、イモ類など炭水化物源。
- 次層: 果物と野菜を均等に配置。
- 中層: 乳製品(ミルク・チーズ)は全体の1/3、残りの2/3は肉、豆腐などたんぱく質源。
- 頂点: 脂肪・甘いものは極力控える。
個々のカーボン制限とカロリー必要量に合わせて、各層の推奨サービングサイズや摂取量を調整します。
