非糖尿病者に適した血糖値の目安は?
血糖値の種類
血糖値は、空腹時や経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)で測定します。米国糖尿病協会によると、空腹時の正常範囲は70〜100 mg/dLです。食後は最大180 mg/dLまで許容されます。空腹時100〜126 mg/dLは前糖尿病とみなされます。
血糖検査の目的
血糖検査は、糖尿病だけでなく高血糖や低血糖の診断にも有用です。OGTTは空腹時測定の後、数時間にわたり血液を採取し、ブドウ糖溶液を摂取させて評価します。OGTTで140未満は正常、140〜200は耐糖能異常(前糖尿病)、200以上は糖尿病と判断されます。
検査時の留意点
ブドウ糖負荷試験を受ける際は、食事や飲料を摂らない8〜10時間の絶食が必要です。
臨床的意義
血糖スクリーニングは糖尿病の診断だけでなく、高血糖や低血糖が疑われるときにも用いられます。高血糖の症状は倦怠感、のどの渇き・頻尿、視力低下、治りにくい感染症などです。低血糖の警告サインは不安感、混乱、発汗、空腹感、視力低下などです。
その他の検査
妊娠中は妊娠糖尿病のスクリーニングとして、基本的なブドウ糖負荷試験が行われます。140未満は正常、140以上は異常とみなされ、必要に応じてOGTTが実施されます。
妊娠中の空腹OGTTは3時間にわたり測定し、基準値は最初の測定で95 mg/dL、1時間後で180 mg/dL、2時間後で155 mg/dL、3時間後で140 mg/dLです。
注意事項
ステロイド、抗うつ薬、ホルモン剤、利尿剤などの一部の薬剤は血糖値に影響を与えることがあります。
