2型糖尿病のスクリーニング検査
2型糖尿病の早期発見は、病状が進行するのを防ぎ、健康な生活を維持する上で重要です。現在、スクリーニングの明確なガイドラインはありませんが、45歳以上の成人は定期的に検査を受けることが推奨されています。また、肥満、家族に糖尿病歴がある、高血圧などのリスク要因がある人は年齢に関係なく検査を受けるべきです。
重要性
糖尿病は自覚症状が乏しく、発見が遅れると脳卒中や高血圧といった合併症を引き起こすことがあります。スクリーニングは痛みが少なく、数時間で完了できるため、早期に異常を見つけることが可能です。
検査の種類
主に以下の2つが用いられます。
- 空腹時血糖測定(FPG):最も一般的なスクリーニング検査です。
- 経口ブドウ糖負荷試験(OGTT):FPGで陽性と判定された場合や、より正確な評価が必要なときに実施します。
空腹時血糖測定(FPG)
検査前に8時間以上の絶食が必要です。来院時に腕の静脈から血液を採取し、ラボで解析します。結果は通常24〜48時間で報告されます。
経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)
こちらも8時間の絶食が必要です。来院後に空腹時血糖を測定し、ブドウ糖溶液を飲んでもらいます。2時間後に再度血糖を測定し、結果はその場で確認できます。
結果の判定基準
- FPG:100 mg/dL 以下=正常、100〜125 mg/dL=前糖尿病、126 mg/dL 以上=糖尿病
- OGTT:140 mg/dL 以下=正常、140〜199 mg/dL=前糖尿病、200 mg/dL 以上=糖尿病
