小児における高血糖の症状と対処法
高血糖は血中に過剰な糖(グルコース)が存在する状態で、インスリン不足が主な原因です。糖尿病の子どもが高血糖になると、迅速な対応が必要です。本稿では小児の高血糖時に見られる代表的な症状とその意味をまとめます。
口渇(ドライマウス)
血糖値が上昇すると口や喉が乾きやすくなります。
のどの渇き
体内の水分が糖に引き寄せられ、脱水感が強くなるため、子どもは強い渇きを感じます。
頻尿
渇きを潤すために大量に水分を摂取し、結果として尿量が増えます。
倦怠感(疲労)
体はエネルギー源としてグルコースを利用しますが、高血糖では細胞への取り込みが阻害され、疲れやすくなります。
視力低下(ぼやけた視界)
血中の過剰な糖が眼の水分バランスを乱し、視界がぼやけることがあります。
昏睡(ケトアシドーシス)
高血糖が放置されると、体は脂肪を分解してエネルギーを確保し、ケトン体が蓄積します。ケトン体が過剰になると血液が酸性に傾き、重篤な状態(糖尿病性昏睡)に至ります。
