糖尿病の緊急事態への対処法
糖尿病は米国人口の約20%が罹患している疾患です。患者はインスリンが十分に分泌されない、またはインスリンがうまく働かず、食べ物を糖に分解できません。そのため、血糖値はインスリン注射や薬で管理する必要があります。血糖管理が不十分だと、低血糖(血糖値が低い)や高血糖(血糖値が高い)といった緊急事態が起こります。
緊急事態の兆候を見分ける
低血糖の主な症状は、心拍数の増加、協調運動障害、ふらつき、頭痛、吐き気、めまい、発汗、浅い呼吸などです。高血糖の症状は、興奮、腹痛、けいれん、倦怠感、頻尿、頭痛などで、重症になると意識障害が起こりますが、低血糖に比べて意識が失われるまで時間がかかります。低血糖は食事を抜いたり、普段より運動量が増えたときに起こりやすく、高血糖はインスリン投与や薬の服用を忘れたときに起こりやすいです。
対処手順
- 症状の確認:低血糖か高血糖かが不明な場合は、まず上記の症状をチェックします。
- 糖分の投与:意識がある場合はジュースやキャンディーなど、糖分を含む食品や飲料をすぐに与えます。意識がない場合は、舌下にブドウ糖タブレットや砂糖を置きます。
- 低血糖の場合:糖分を摂取した後も症状が続く場合は、グルカゴン注射が有効です。グルカゴンは血糖値を迅速に上昇させます。
- 高血糖の場合:医師の指示に従い、インスリンや通常の血糖降下薬を投与します。これにより血糖値が安定します。
- 救急要請と応急処置:症状が改善しない、または意識がない場合は直ちに119に連絡し、必要に応じてCPR(心肺蘇生)を行います。ショックを防ぐために仰向けに寝かせ、脚を高く上げ、毛布で保温します。
