インスリン過剰投与への対処法
インスリン過剰投与とは
インスリンは膵臓から分泌され血糖値を調整するホルモンです。過剰に投与されると血糖値が急激に低下し、低血糖症状を引き起こします。
主な症状
- 混乱・方向感覚の喪失
- めまい・立ちくらみ
- 頭痛
- 視界のぼやけ
- 嘔吐・下痢
- けいれん
- 意識消失
緊急時の対処法
インスリン過剰投与が疑われる場合は、すぐに医療機関へ連絡してください。その間にできる応急処置は以下の通りです。
- 糖分を含む飲料やスナック(例:ジュース、ブドウ糖タブレット)をすぐに与え、血糖値を上げる。
- 患者を仰向けに寝かせ、足を少し高く上げる。
- 体温が低下しないように暖かく保つ。
- 意識がない場合は、窒息を防ぐために横向き(回復体位)にさせる。
- 救急隊が到着するまで、患者の状態を観察し続ける。
予防と日常管理
糖尿病患者は以下の点に注意してインスリン過剰投与を防ぎましょう。
- 医師の指示通りにインスリンを使用する。
- 食事は規則正しく、炭水化物の摂取量を把握する。
- 定期的な運動を取り入れ、血糖コントロールを維持する。
- 低血糖の兆候を早期に認識し、すぐに対処できるように備える。
インスリン過剰投与は命に関わる緊急事態です。症状を正しく認識し、迅速に適切な処置を行うことで、重篤化を防げます。
