糖尿病はどのようにして発症するのか?
1型糖尿病(インスリン依存型)
自己免疫疾患で、免疫系が誤って膵臓のβ細胞(インスリンを産生する細胞)を攻撃し破壊します。正確な原因は不明ですが、遺伝的素因とウイルス感染などの環境要因が関与していると考えられています。
2型糖尿病(インスリン抵抗性型)
体がインスリンの作用に対して抵抗性を示し、血糖が上昇します。進行すると膵臓のインスリン分泌量も減少します。主なリスク要因は以下の通りです。
- 遺伝的要因:家族に糖尿病患者がいるとリスクが高まります。
- 肥満・過体重:体脂肪の増加はインスリン抵抗性を引き起こします。
- 運動不足:定期的な運動が不足するとインスリン感受性が低下します。
- 食生活の乱れ:飽和脂肪酸やトランス脂肪酸、精製炭水化物、加糖の過剰摂取はリスクを高めます。
- 加齢:特に45歳以上でリスクが上昇します。
- 合併症や既往症:高血圧・高コレステロール・妊娠糖尿病の既往など。
妊娠糖尿病
妊娠中のホルモン変化によりインスリンの作用が低下し、一時的に血糖が上昇します。出産後に自然に改善することが多いですが、妊娠糖尿病を経験した女性は将来的に2型糖尿病になるリスクが高くなります。
糖尿病予防には適正体重の維持、バランスの取れた食事、定期的な運動が重要です。
