フルクトース不耐症の食事ガイド
フルクトース不耐症(遺伝性フルクトース不耐症)は、フルクトースを正しく代謝できない遺伝性疾患です。フルクトースを含む食品を摂取すると、腹痛や嘔吐、低血糖などの症状が現れます。
原因
- フルクトース不耐症の患者は、フルクトース-1-リン酸アルドラーゼ(aldolase B)の活性が欠如しています。この酵素がないと、フルクトース-1-リン酸が肝臓、腎臓、小腸に蓄積します。
影響
- フルクトース-1-リン酸の蓄積により、グルコース生成が阻害され、極端な低血糖状態になります。また、肝臓や腎臓の機能不全を引き起こし、最悪の場合は致死的です。
診断
- 医師は水素呼気テストや便検査を用いて診断します。食事と症状の記録を取ることも重要です。
治療
- フルクトースを完全に除去した食事が基本です。肝障害が進行した場合は肝移植が必要になることがあります。
食事例
- フルクトースを含まない食品としては、赤身肉、鶏肉、バター、マーガリン、卵、牛乳、ナッツ、パスタ、米、魚、チーズ、ピーマン、レタス、ほうれん草などがあります。
