憩室炎の食事ガイド
憩室炎の食事ガイド
憩室炎は、大腸などにできた憩室が炎症や感染を起こす病気です。症状が出たときは、薬物療法や手術と併せて食事療法が有効です。
1. 初期の液体食(2〜3日)
軽度~中等度の症状がある場合、消化管を休めるためにまずは液体だけの食事にします。透明な飲料(透明な炭酸水、薄めた果汁(果肉なし)、水)や氷菓子、ゼラチン、ブロス(麺や野菜・肉が入っていないもの)を摂取し、固形食は避けます。
2. 移行期の低繊維食
症状が落ち着いたら、すぐに通常の食事に戻すのは避け、低繊維で刺激の少ない食事に切り替えます。白いパスタや白米、白パン、卵、柔らかい肉や鶏肉、缶詰の果物、皮と種を除いたよく煮た野菜などを少量ずつ摂ります。種やナッツ、グラノーラバーやシリアルなどの高繊維食品は避けます。
3. 高繊維食への段階的な復帰
炎症が収まったら、徐々に食物繊維の摂取量を増やします。1食につき少量ずつ、果物、野菜、全粒穀物などを加えていき、数日かけて量を増やします。高繊維食は腸の蠕動を促進し、便通を改善することで再発予防に役立ちます。
4. 再発予防の生活習慣
ジャンクフードを控え、日常的に高繊維食を心がけ、適度な運動を行いましょう。便秘は結腸に過剰な圧力をかけ、憩室炎のリスクを高めます。便秘が続く場合は、医師に相談して軟便剤や繊維サプリを利用すると良いでしょう。
