小腸に入ったペプシンはどうなるのか?
ペプシンの働きと小腸での変化
ペプシンは胃の酸性環境(pH 1.5〜2)で最も活性が高い酸性プロテアーゼです。胃液とともに分泌され、タンパク質を分解します。
小腸に到達したときの状況
小腸の内容物は膵臓から分泌される重炭酸イオンにより pH 約8 にまで中和されます。このアルカリ性の環境下では、ペプシンは構造が変化し活性が失われ、もはやタンパク質を分解できません。
他の消化酵素の働き
膵臓は重炭酸イオンだけでなく、トリプシンやキモトリプシンなどの膵酵素、リパーゼなどを分泌します。これらはアルカリ性の小腸で最適に働き、ペプシンが失活した後にタンパク質や脂質の消化を引き続き行います。
