乳児におけるレグラン(メトクロプラミド)の副作用と注意点

レグラン(メトクロプラミド)は、乳児の胃食道逆流症(GERD)に対して、適応外で処方されることがある処方薬です。小児科学会の報告によれば、毎年約700万件もの処方が乳児・小児に対して行われています。

レグランの乳児への影響
レグランの乳児への影響

機能

レグランは胃の蠕動運動を促進し、胃内容物の逆流を抑えることで、痛み、嘔吐、体重増加不良といった症状の緩和に寄与するとされています。

重要性

小児科学会が実施した調査では、対象者数が少なく、研究デザインにばらつきがあるため、レグランの正確な副作用プロファイルを明らかにすることができませんでした。そのため、臨床現場での使用は慎重に判断すべきとされています。

副作用

  • 刺激性(不機嫌、泣きやむ)
  • 眠気
  • 嘔吐
  • 無呼吸(呼吸停止)

遅発性ジスキネジア

レグラン使用に伴う最も深刻な副作用は遅発性ジスキネジアです。これは不随意で反復的な運動を引き起こす神経障害であり、しばしば不可逆的です。

警告

2009年2月26日、米国食品医薬品局(FDA)はレグランに対し、遅発性ジスキネジアのリスクが長期・高用量使用で増大することから、黒枠警告(ブラックボックス警告)を付与しました。

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