裂孔ヘルニアの代替治療
胃の上部が横隔膜の開口部を通って突出すると、食道裂孔ヘルニアと呼ばれます。酸が食道に逆流するため、吐き気、胸痛、げっぷ、腹部不快感などの症状が現れます。市販の制酸剤や処方薬で対処できることもありますが、薬が効果を示さない場合は代替療法を検討する時です。
鍼灸
鍼灸は全身の自然なバランスとエネルギーを回復させ、自己治癒力を高めます。
初回の診察では、症状や体質(寒熱感、排尿・排便の状態、消化の問題など)について質問されます。脈診と舌診は東洋医学の重要な診断手段で、脈のリズム・強さ・深さ・質や舌の形・色・苔から内臓の状態を判断します。
診断結果に基づき、患者の症状に合わせた漢方処方と使用する経穴が決定されます。
治療は仰向けまたは俯せのマッサージテーブルに横たわり、症状に応じて8〜12箇所に針を刺します。針を刺したまま20〜30分リラックスし、針の効果が現れるのを待ちます。
施術後は、処方された漢方を土鍋で煎じたハーブティーの作り方を指導されます。標準的な服用量は1日1杯で、1週間分の処方が目安です。
多くの患者は施術後に「落ち着く」「リラックスできる」「言葉にしにくいほどの幸福感がある」と報告しています。
初回は約90分、以降のフォローは約60分で、週1〜2回、全10回を1コースとすることが一般的です。
ハーブ療法
副作用が少なく自宅で手軽に取り入れられるハーブ療法は、多くの人に好まれます。ただし、現在服用中の薬がある場合は必ず医師に相談してください。
マシュマロ(アルシア属)
マシュマロは粘膜に保護膜を形成し、痛みや炎症を和らげます。葉や根は食道裂孔ヘルニアの症状緩和に有効です。
薬用マシュマロはチンキで服用するのが最も効果的で、1日3回、ティースプーン1杯を目安に摂取します。温かい飲み物が好みの場合は、葉・花・根を使ってお茶を作ることもできます。
メドウスイート茶
メドウスイート茶は炎症を鎮め、胃酸の分泌を抑える効果があります。メドウスイート25gを水500mlで抽出し、胸焼けや食道裂孔ヘルニアのその他の症状を和らげるお茶として飲みます。
