ヘルニアの自宅治療法
ヘルニアは、胃や腸の組織が体内の別の部位を通り抜けてしまう状態です。鼠径部、腹部、胸部の痛みが一般的な症状ですが、吐き気や胸やけ、膨らみを感じることもあります。医師の診断は必須ですが、日常生活で症状を和らげる方法もあります。
自己管理
特に食道裂孔ヘルニアの場合、医師は生活習慣の見直しを勧めます。体重が過剰だと胃にかかる圧力が増し、症状が悪化しやすくなるため、カロリー制限やバランスの良い食事が有効です。加工食品や高脂肪食品は避け、果物・野菜・全粒穀物・赤身肉などを中心に摂りましょう。運動と組み合わせることで、1週間程度で体重が減少し始めます。開始前に必ず医師に相談してください。
食事の量も重要です。大量の食事は胃を膨らませ、逆流や胸やけを誘発します。1日数回に分けて少量ずつ食べることで、胃の過度な膨張を防ぎ、症状の緩和が期待できます。
食べ物が症状を引き起こすことがあります。食事日記をつけ、食後の体調を記録しましょう。玉ねぎ、チョコレート、紅茶・コーヒー、炭酸飲料、アルコール、辛い料理などが原因になることが多いです。問題のある食品は徐々に除去してください。
食後はしばらく休むことが大切です。すぐに横になると胃内容物が食道へ逆流しやすくなります。休む際は、頭部をやや高く保つ姿勢をとりましょう。食道と胃の間の括約筋が完全に閉じない場合でも、上体を起こすことで逆流を防げます。
以上のセルフケアを継続すれば、ヘルニアによる不快感を軽減できる可能性があります。症状が改善しない、または悪化した場合は速やかに医療機関を受診してください。
